イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
「そういう隙が有るからだ。明日の放課後、もう一度見る。それまでにやって来い」


直樹はそう言って、教室から出て行こうとしたが扉を開きかけて一言、


「男に、あんまり隙見せるんじゃねぇぞ」


そう言って直樹は教室を出て行った。



「え…えぇ~~?」



まり子は激しく狼狽した


確かに今のは隙だと言えるかも知れない、


でも、言わないのがエチケットではないかと思った。


確かに自分が無防備になってしまったのが、


イケないのだろうかと思い、まり子は小さく溜息をついた。
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