イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
「はい、もう、大丈夫です」


まり子はそう言ってベッドの上に上体を起こした。


「どれ、見せて見ろ」


直樹先生はそう言うとまり子の顔をじっと見詰めた。


顔が近い。


まり子は心配そうな直樹先生の表情が少し嬉しかった。


自分の事を心配してるれ手貰えてると思うだけで、心が高鳴った。


直樹先生は、まり子の顔色を見て、少し安心した様に、優し口調でこう言った。


「もう、大丈夫みたいだね」


「はい、もう、大丈夫です」


二人はそのままちょっとの間見詰め有ってから、キスをする。

< 63 / 213 >

この作品をシェア

pagetop