イジワルセンセイとハチミツな恋~どきどき・胸キュンホームルーム~
「せ、先生、お願い、私…」


「ん、どうしたんだい、まり子さん」


「あの、あの、…お願い…」


「どうしたの?はっきり言わないと良く分らないよ」


まり子は潤んだ瞳で直樹先生に懇願するかの様な瞳で見詰めた。


「イ…イきたい…です…」


それを聞いた直樹先生は、にっこりと微笑んで乃理道にこう言った。


「――だ、そうだ。乃理道君、イかせてあげて下さい」


その言葉に


今度は乃理道が困惑した。
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