あきれるくらい側にいて
 
「ウングトゥトコデ、ヌーシハルヌミ?」


振り返るとそこには、見知らぬお爺さんが立っていた。


「ミカケネーランチラヤシガ、リョコウシャカミ?」


あたしの胸くらいまでの身長で、頭の毛はほぼ無く……歯もない。


「ユーシーネー、マイゴンカイナッノミグサウァ~ヌカミ?」


後ろで手を組み、下からあたしの顔を凝視している。


「イチャシ?」


なんか威圧されてる感じ。
しかも何故か笑ってるし……ちょっとコワイッ。


「アネ、イチャシ?」


っていうか、それ何語?

 
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