あきれるくらい側にいて
高い所から……
「あ」
……落ちた、あたし。
「『あ』ってサクラ、どうしたの?」
「モモチャン、あたし」
「ん?」
「なんで服着てんの?」
「はぁ?」
今度はモモちゃんが唖然な顔。そして……。
「ねぇっ! 変態男はどこっ!?」
急に体を起こしたものだから、危うくモモちゃんは尻もちをつくところだった。
「もうっ サクラ! 急になによ?」
「あの男はっ!?」
「……あの男?」
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