恋愛のーと






席につくと、
まず初めに隣のひとが
目にとびこんだ。

――これが
優未と海の出会いだった。


髪は短髪、
背が高くてスラッとしているが
筋肉はあり、顔もいい。

海は
そうとうな“モテ男”だった。


そんな
隣に座っている海を見た優未は
一目惚れをした。


今まで男なんか
付き合えれば誰でもよかった優未が
一瞬にして
海に心を奪われた。


優未は
まだ会って数分にも満たないというのに

「おはよー
私は松田優未。名前、なんて言うの??
よかったらアドレスちょうだい!!」


いつもの男を落とすテンションで
話かけた。


…すると海は
少し驚いたような顔をしながら

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