ぼくらのハーモニー
涼太に言われた気がした。
けど形は、本田だった。
ちょうど日が出た。
「え・・・。」
「好きっていうか・・・なんていうか・・・好きなんだけど・・・付き合って欲しい・・・。」
本田が朝日に照らされているせいか赤く見える。
「・・・あの。」
「いや!嫌だったら嫌って言って・・・。あ。でも・・・。」
「あの・・・うち最近振られたばっかりで、その人のこと忘れられなくて・・・。」
「それでもいいんだ。」