ぼくらのハーモニー
「おはよ。原。」
「・・・おはよ。」
原も大田先輩と別れたらしい。
なんか、話してくれた。
なんだかんだいって、
結構信頼されてんのかあたし?
なんて思った。
大田先輩と別れてから、しょうくんと別れてから
自分がかわったようなきがした。
まわりが、みえてくるようになった。
原も愛華も愛も歩美も普通に接してくれるようになった。
これでいいんだ。
そう心から思えた。
特に原は普通というよりも話す機会が多くなった。
「まぁ、俺も付き合ってたからその気持ちはわかるなぁ。周りの目線。」
「うん。原は先輩だし、入学して部活はいってすぐだったし。」
「俺も意外と恥ずかしかった。」
「何自分で、意外とかいってんの!」
原をばしんとたたいてやった。