ぼくらのハーモニー
*最終章* from every one


1 from hara yuta

「峰。」

「ン?」

俺は、峰に聞いてみた。

「あのさ、今日・・・アイツ休み?」

「あいつ・・・?」

「南方。」

「あぁ・・・うん。きっと責任感じてるんじゃない?」

・・・そうなのか?

「卒業式。管楽器代表だし。しかも伴奏がさ、あれだったし・・・無理もないんじゃないかな?」

「そうか・・・。」

「何?心配してるの?」

「は?」

「そういうことかぁ~」

峰はいやらしそうな目でこっちをみた。

「な・・・なんだっつーの。」

「つん・・・でれ!」

「は?!」

「いいよ。今日メールできいてみるね。」

「ん。さんきゅ。」
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