訳あり少女と暴走族〜short story〜



未「・・・今思ってることを言うことにします。


僕はこの学校で沢山の事を学びました。


信じるという事
仲間という意味

そして



人を愛するという、素晴らしい事を知りました。



偽りばかりだった僕をこの学校の生徒は受け入れてくれた事、本当に感謝しています。


この学校の卒業生であることを、僕は誇りに思います。


今までお世話になった皆さん、ありがとうございました。


卒業生代表、東城未来」




未来が言い終えると拍手でいっぱいになった。



中には泣いている者もいた。



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