華蝶
葵SIDE



俺達はいつもの位置に座りそれぞれの時を過ごしていた




「今日の転校生、謎だねっ!!」

突如、歩が転校生の話を持ち出した




「せやなっ!俺達のことも知らんかったみたいやし、教えても、媚うらんし、怖がらなかったもんな!」

それにのって、明も転校生の話をしだした




そう、大抵の奴は俺達が黒龍だと知ったとたん
媚をうったり、怖がって近づいてこない




まぁ、近づいてこない方がこっちも有難いけどね
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