姫とお菓子と俺
夕方、ギリギリに作り終わったクッキーを手に、向かうは姫菜の家
「あら、優太くんいらっしゃい」
玄関に出てきたのは、姫菜のお母さんだった
「姫菜は…」
「部屋にいるわよ?喧嘩でもしたの?」
「まぁ、そんなとこかなぁ…」
そんな会話をしながら、姫菜のお母さんは、家へと入れてくれた
家の中は、かなりの頻度で来てるため、場所はしっかり把握済みだ
そして、俺は姫菜の部屋へ迷わず向かう
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