君の隣で



「全員そろったか?」


福井がそういった途端


いきなり


「すいませんっ。場所がわからなくて遅れました!!」


―…誰だろう。


「まぁいい、君の名前は?」







「瀬戸です。」




――!!!?――





瀬戸と名乗った人の方を恐る恐る見てみる。



細い足、けれどがっちりした体つき、肩幅も広い…


見事に整った顔立ちをしてた。



鼻筋もスラッとしていて、目は…まだ少年さを残している。



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