君の隣で


「あ…ありがとう。」


他にもっと言いたい事はあったけど、緊張してそれしか言えなかった。




「あっ、ウチねっ、麻里とバスケ友達なの。ヨロシク☆」


「うん、よろしく。」



自然と顔が綻びる――


―――なんだろう、この気持ち



心が一気に満たされる感じ…。



この子となら…友達になれるかも…。




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