♥love girl♥
「川嶋には本当に感謝してるから」
「いいえ。俺はそんな...」
あたしは蓮にもたれる
「絶対川嶋が玲華に惚れることはねえよな」
「もちろんです。...俺は玲華様の兄...ですから...」
え...?
あたしの...お兄ちゃん...?
どうゆうこと...?
「玲華には言うんだろ?」
「いえ...言おうとは思いません。...面倒な話ですからね...」
「コイツ、多分気になると思うけど?」
「それは十分承知です。ですが...言ってしまったら玲華様の精神的にも苦痛かと...」
「言わない方が苦痛だと思う、俺は。まあ川嶋がどうするか、だけど。ありがとな」
「いえ...」
蓮はあたしをまた抱き上げて大雅の部屋にあたしを寝かす
「玲華、大丈夫か?」
「うん...」
「ちゃんと昼飯食えよ?」
「うん...」
うー...
視界が揺れてる...
ご飯...ちゃんと食べればよかった...
めちゃくちゃ後悔してます...
「...やっぱ俺も居るよ」
蓮は頭を掻きながらあたしの隣に寝転ぶ