♥love girl♥
「兄貴なら、何すんの?こうゆう時。...してやれよ、川嶋」
「蓮様...ありがとうございます...!!」
蓮はふて腐れたようにあたし達が見えないように目を伏せた
「玲華...!!」
「お兄ちゃん...っ」
お兄ちゃんがあたしを抱き締めた
「ごめんな...ホント...もっと早くに見つければ...」
「ううん...こうして会えたんだもん...」
「これからは蓮様が守ってくれるから...心配すんなよ...?」
「しないよ...結局はお兄ちゃん...一緒に暮らしてるじゃん...」
「あははっ...そうだな...」
お兄ちゃんが笑った
あたしも嬉しくて笑った
「玲華...ずっと会いたかった...」
「あたしも...お兄ちゃんに会いたかった...」
お兄ちゃんがあたしを強く抱き締める
「...蓮様、本当にありがとうございます」
「蓮、ありがとう」
お兄ちゃんと離れて、蓮にお礼を言う
「...別に。兄弟の再開、邪魔したくねえし」
蓮があたしを抱き寄せる
「ま、玲華は俺が守るけど♪」
「分かっております。玲華様を、よろしくお願いします」
「言われなくても分かってるっつーの♪」
蓮が嬉しそうにあたしの頬にキスをする