♥love girl♥


「うーん...玲華はやっぱ小悪魔系が似合うな」


あたし...ここに来て、何分経った?


今現在、あれから何回も化粧直しをした


「玲華はどうしたい?」


「えっ?」


あたしに聞かれても...


「似合うならなんでもいい...」


「それが難しいんだっつうの」


あたし、怒られた感じ...?


「よしっ、小悪魔系を甘くするか」


「え...?」


それって...


「小悪魔の甘甘フェイス♪」


いや...そんな方法聞いたことないけど...?


「とりあえずお前は黙って化粧されてろ」


「はい...」


ここの屋敷、命令する人多すぎる!!


もうちょっと女を大切にしなさい!!


「よし、これならバレねえだろ」


「うわ...」


すごい...


「俺の持てる力、全部出し切ったぜ」


「すごい...あたしじゃないみたい...」


「だろっ。玲華、綺麗だ」


遼が急に顔を近付けてくる






< 129 / 167 >

この作品をシェア

pagetop