♥love girl♥
「うーん...玲華はやっぱ小悪魔系が似合うな」
あたし...ここに来て、何分経った?
今現在、あれから何回も化粧直しをした
「玲華はどうしたい?」
「えっ?」
あたしに聞かれても...
「似合うならなんでもいい...」
「それが難しいんだっつうの」
あたし、怒られた感じ...?
「よしっ、小悪魔系を甘くするか」
「え...?」
それって...
「小悪魔の甘甘フェイス♪」
いや...そんな方法聞いたことないけど...?
「とりあえずお前は黙って化粧されてろ」
「はい...」
ここの屋敷、命令する人多すぎる!!
もうちょっと女を大切にしなさい!!
「よし、これならバレねえだろ」
「うわ...」
すごい...
「俺の持てる力、全部出し切ったぜ」
「すごい...あたしじゃないみたい...」
「だろっ。玲華、綺麗だ」
遼が急に顔を近付けてくる