♥love girl♥


「蓮、蓮、蓮!!!!」


「おう、祐樹」


教室へ向かう途中、祐樹さんが止める


「おう、祐樹 じゃねえよ!!お前、玲華ちゃんはどうしたんだよ!?」


「は?」


何がって顔してる


「コイツ、誰だよ!!玲華ちゃんと別れたのかよ!?」


「.....」


あたし達は顔を合わせて吹いた


「なんで笑ってんだよ!?玲華ちゃんと別れないって言ったよな!?しかもコイツ、玲華ちゃんに似てねえし!!!!」


「祐樹、コイツをよーく見てみろ」


「は!?興味ねえし!!」


祐樹さんはとことん勘違いをしてるらしい


「祐樹さん、あたしですよ」


ニコッと笑う


「俺、こんな奴知らねえよ!!」


「玲華!!なんであたし達置いてくわけ!?」


後ろから彩香達が大勢で追って来た


「...玲華...?」


「そそ♪あたし、玲華ですよ♪」


「嘘だろ!?!?!?」


祐樹さんは理解しきれてない


「俺がコイツに化粧させて、今までとは違うようにしたの」


「めっちゃ別人じゃねえかよ!?全ッ然分かんねえ!!」


「それは良かった」







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