♥love girl♥
「なんだ、なんだ?彼氏の顔も忘れたのか?お前は」
ほっぺを抓られる
こんなことするのは大雅しか居ない...
だけどなんで...?
なんで居るの...?
「今までどこに居たの...?」
「分かんねえ。急に目の前暗くなって...気付いたら玲華と蓮の姿見えてさ」
大雅は、死んだ時と同じ格好...
身長も、何も変わってない...
あたしが最後に見た時と同じ...
でもなんで今...?
もう...何年も経ってるのに...
「つうか、なんで玲華、制服変わってんの?」
「あたし達...高校生なんだよ...?」
「...は?」
「お前は、もう死んでるの」
「...俺が...?蓮、冗談きついって。玲華、家帰ろうぜ」
「え...?」
家に帰るって...大雅の家...?
「だ...ダメだよ、大雅の家は」
「...なんで?」
「なんでって....」
「行け、玲華」
蓮があたしの耳元で呟く
コイツ、何企んでるの!?