♥love girl♥
「でも...っ」
「大雅の家に行けば何か分かるかもしれねえ。コイツが今、ここに居る理由が」
「....分かった。大雅、行こう?」
「おう!!」
大雅は変わらない笑顔とともにあたしの手を握った
蓮は不機嫌そうに後ろをついてくる
「なんで蓮まで来るわけ?」
「うるせぇ。お前ら2人じゃ不安だからな」
「お前は俺らの親かよ」
「黙ってろ」
蓮...相当機嫌悪そう...
「ただいまー、母さんー?」
「あらあら、こっちの家に来るなんて初めてなんじゃない?蓮と玲華ちゃん....」
奥の部屋から出てきたお母さんは本気で驚いてる
「た...大雅...?」
「母さん、ただいま」
「どうして大雅が...?」
「俺の家なんだから、帰るの当たり前だろ」
大雅は家の中に入っていく
「玲華ちゃん、蓮...どうゆうこと...?」
「それが...分かんないんです...あたし達、いつものように帰っていたら、急に大雅が現れて...」
「それでここだったらアイツが帰って来た理由が分かるかなと思っていう通り、連れてきた」
「そう...とりあえず上がって?大雅の部屋なら、あの子が案内するだろうし...」
「あたし、覚えています」
家の中に入れさせてもらう