♥love girl♥
蓮が好きなのに、揺らいでる...
大雅が戻って来たと思ってしまう自分に...
ムカついてしまう...
「玲華...?」
「あたし...蓮が...好き...」
「....」
大雅は急に何も言わなくなった
すると、目の前に1冊のノート
見上げると、大雅は笑ってる
「これ、俺がずっと書いてたノート。玲華が持ってて」
「でも...」
「今日の分はもう書いたし。玲華に持っててほしいから」
「うん...」
ノートを受けとる
「さてと、蓮のとこ行くか?」
「うん...」
「てゆうか、化粧してんの?」
トクン...
大雅があたしの目を見る
「中学じゃ出来なかったもんな。...高校生...なんだっけ...?」
「うん...」
大雅の顔は、どこか寂しげで...
大雅...どうして戻って来たの...?
どうして...ここに居るの...?
「行くか」
「ん...」