♥love girl♥
「いつまで関わってくんの?」
「んなもん決まってる。お前が俺のモンになってくれるまで」
「あたしは絶対笹岡蓮のモンになんかならない」
「へぇー。言ってくれるじゃねえか」
「もう関わらないで、あたしに」
彩香や春姫ちゃん達と一緒に教室へ向かった
「春姫ちゃん、ありがと」
「いーえ!!では、帰りも迎えに来ますね!!」
「いつもありがと」
春姫ちゃん達は足早に自分の教室へ帰って行った
「ねえ、篠原さん」
「...何?」
クラスの女子が不機嫌そうに近寄って来る
「蓮様と付き合うつもりないなら、近寄らないでくれない?」
「あたし、近寄ってないから。アイツが勝手に近寄って来るだけだし」
「嘘言わないで。蓮様が貴方なんか相手にするわけないわ」
「自意識過剰なんだね、アンタらって」
「出た、玲華のキレた時の言葉」
彩香が呟いた
「なっ!?」
顔が真っ赤になる女子達
「なに?相手にされないからってあたしに八つ当たり?そういうのやめてくれない?ウザいんだけど」
「キャー♥玲華様、カッコいい!!」
同じクラスにもあたしのファンクラブに入ってる人、居たっけ...