♥love girl♥
「じゃあ俺、部屋戻るから」
「あの!!隼斗さん、ありがとうございました」
「いーえ。じゃあ」
隼斗さんは笑って部屋を出て行った
「何もされてねえ?」
「されてない...」
蓮...ごめん...
「ごめんな、勝手に散策して...」
「ううん..」
「ほんとごめん...」
なんでか蓮の肩が震えてる
「蓮...?」
「俺...初めて好きな奴出来たから...大切にしてえと思いすぎてた...ごめんな...ほんと...」
「そんなことない...」
蓮の気持ち、本当は嬉しいと思うんだ
「だけど...蓮は違う人と付き合う方がいいよ...?」
「ンでだよ...」
「だって蓮は...カッコいいから...あたしなんてただ冷たい人じゃん...」
「俺は、玲華じゃなきゃ無理...お前が大雅を想うように、俺も玲華を想ってるから...」
「でもあたし...気持ちに応えられない...」
どうしても、大雅が残ってる
どうしても、大雅を忘れたくない