白亜の記憶
「で?何の用さ?」

「わしとしても気が進まんのだが・・・」

「じゃあ、寝る」

白亜は自分の育った小屋に帰ろうとした。

「だめじゃ。話は最後まで聞け!!おまえに、仕事なのじゃ」

仕事・・・

白亜は立ち止まった。

「不良品、なのに?」

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