桃太郎?
ある日、おばさんが河川敷を歩いていると大きな桃が流れてきました。

「なんか、昔、読んだ童話に似てる……」

おばさんは小さく呟いた後、桃を拾って帰りました。

「見て!大きな桃拾ったの」
おばさんは言いました。

おじさんは「腹減った。早く晩御飯作れよ」っと、たいした興味もしめしてくれませんでした。

おばさんは、おじさんが飲んだくれて寝た後、一人で桃を割って見ました。

すると、想像通り、中から可愛い男の子が出てきました。

おばさんは子どもがいなかったので、たいそう喜びました。

< 2 / 7 >

この作品をシェア

pagetop