永遠の華〜last eternal〜


両手で顔を覆ったけど、その隙間から雫が落ちていった。


香たちの優しさが嬉しくて、でも辛くて。

ひどく胸を締め付ける。




……平気だよ。

明日には、また普通に笑えるから。






そう思い込もうとしていたのに。







私は―――。




思いきり、泣いた。
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