永遠の華〜last eternal〜
「ホントお前、俺の期待裏切らないな。ゆかりと友達になって正解だわ」
『あら、ありがとう』
笑いすぎて涙目になりながら言う颯人に、私は笑顔で返した。
確かに颯人とは友達になって日が浅いのに、
昔から友達だった感覚がするなぁ。
やっぱり人柄なんだなぁ。
「わぁ……ゆかりちゃん、さすが……」
『……は?』
「お前って、なんてゆーか、その……」
『なに言ってんの、颯人まで』
視線を私から逸らし、口ごもる颯人に、首をかしげた。
どことなく、少し顔が赤い。
……風邪?
そんな様子を見ていたのであろう茉莉と目があった。
……?
よく見たら、口元がパクパク言っている。
バ?
「 バ カ 」