愛してる
「いや。いい。お前は、俺のそばに居てくれるだけでいい」
え?
何この告白みたいなこと・・・・
「告白みたいじゃなくって、告白なんだが・・・・」
そっかぁ~
告白かぁ・・・・・・
「えぇぇぇぇ・・・告白?なんでこんな私に・・・・それに、私は目が見えないのに・・」
「言っただろ、繁華街で見たときから、俺はお前のことが気になっていたんだ。だからといって、俺を今すぐ好きになれとは言わない。これから、俺のことを知っていって好きになってくれればいい」
「はい。分かりました。改めてこれからよろしくお願いします」
こうして私の楓組での生活が始まった