愛してる
「疾風入れ」
「はい。失礼します」
「今日から、みなみの世話役を頼む疾風だ。俺が近くに居ないときや、遠出しているときなどはこいつに頼むといい」
亮介さんが誰かを呼んだと思ったら、私の世話役ということだった
「楠みなみです。今日からよろしくお願いします」
「みなみは目が見えないから、よろしく頼むな。そうだ。みなみ、今からこれから必要なもの買いに行ってこい。俺はこれから、仕事に戻らなきゃいけないから。疾風頼んだぞ」
疾風さんに、私のことをお願いして亮介さんは、私の頭を撫でて部屋の外に出て行った