愛してる
学校
「み・・・み・・・みな・・・・み・・お・・ろ・・・みなみ起きろ」
「う・・ん。」
なんで亮介さんが?
私たしか、買い物に行ってそれから・・・・あ!寝てしまったんだ
「みなみ、起きたか?」
亮介さんの声がしたので、その方向に微笑んだ
「はい。すみません、寝てしまって」
「いや。いい。ところでみなみ、学校に行きたくないか?」
え?学校って・・・・
「学校ですか?できれば行きたいですけど、こんな私を受け入れてくれる学校なんてないですから」
そうだよ。行きたいけど、こんな私を受け入れてくれる学校なんて、盲学校しか無いけど、盲学校はここからすごい遠いから行けないんだ・・・・・
「それがな、みなみが入学できる学校があったんだ。それで、疾風と一緒に通わないか?」
え?疾風と一緒に?うれしいけど、疾風19歳だよ・・・私と二歳も違うのにどうしてだろう?