愛してる





「迎えに来てくれてありがとう」




「おう。学校はどうだった?」




「はい。学校は、友達も出来て楽しいです」




私が、今日出来た友達の話をしているのを亮介さんは、相槌をうちながら聞いてくれた




話が終わったのを見計らったように亮介さんは、さっき疾風から聞いた話をしてくれた





「みなみには、悪いと思うがこれからも、朝行って帰ってくるのを繰り返すと思う。疾風は、少し学校に残ることもあると思うが、みなみには早く帰ってきて欲しい。分かってくれるか?」




亮介さんの表情は見えないが、とても悲しそうな顔をしていたと思う




「亮介さん、私なら大丈夫です。学校に行かせてもらうだけで幸せです。もう学校には通えず友達も出来ないと思っていたので・・・」




「ごめんな」




それから、私は久しぶりの学校で疲れてしまったのか、寝てしまった





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