愛してる






「それがな、疾風が組の仕事をしているときに一人で家において置くのは不安だから、お袋が、みなみと付き合うようになったら帰って来いっていったんだよ」



亮介さんはうんざりしたようにいった



「そうだったんだ。涼子さんこれからよろしくお願いします。迷惑を掛けると思いますが・・・・」




「やだ、迷惑だなんていわないで。私はうれしいのよ。娘が出来たみたいで。亮介から聞いていると思うけど、亮介の下にもう一人息子がいるんだけど、娘はできなかったのよね・・・」





「そうだったんですか・・・知りませんでした。亮介さんの弟さんっていくつなんですか?」





「亮介と龍は年が離れていて、龍はまだ、四歳なのよ」



四歳?可愛いだろうな



「四歳なんですか。かなり年離れていますね」



「そうだろ。お袋も親父も良くやるよ」



またまたあきれながら亮介さんは言った





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