愛するダーリンの観察日記
私にとってはよくある日常の一つ。
仕事から帰ってきたダーリンは仕事関係の電話をしていた。
「あ、じゃあアドレス教えてもらってもいいですかね!」
ダーリンの仕事上、現場で撮った写真を元請などに送ったりするのだけど・・・
「はい、えーと・・・ピー?あ、それって大文字ですか小文字ですか?
・・・え?あ、そうすか・・・はい・・・ピーハイフン・・・○××□アット・・・分かりました!
じゃあ送りますね!失礼します!」
そう電話を切ったダーリンの手元を見る。
アドレスをメモした紙があるのだが
・・・・・。
メールアドレスなのにアルファベットや記号が見事に一つもない。
しかもさっきの「大文字ですか小文字ですか」って・・・
「はる~ここに写真送って?」
差し出されたメモ。
「はいはい・・・」
初めの頃は、教えるからやり方覚えなよ!とか文句を言ってたけど
この頃はもう無駄だと諦めて私は何も言わない事にしていた。