大好きな人は男友達


胸がキュンてなる。


あんなに、ズキズキ痛んでたのに…。


「じゃあ、今度は、花の番」


「私の!?」


もう一回、“好き”って言えって?


人には頼んでおきながら、自分が言うとなると、恥ずかし過ぎる。


ちょっと動揺している私を、ヒサシは小さく笑った。




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