Shadow Soul Hunt


「陰魂狩りねぇ…」

パソコンのホームページを呆れ顔で眺める青年。

「どうせ、都市伝説とかなんだろうな〜」

広い一軒家のリビングでパソコンを前に、暇潰しをしている。

彼は、小澤拓浪(おざわ たくろう)
18歳のフリーター
茶色の短髪に
ガッシリとした体型。
いたって普通の青年だ。


ただ暇すぎる毎日に、飽々している。


最近噂の『陰魂狩り』に、なんとなく興味を示しネットサーフィンしてみたが
大体の内容が胡散臭い内容だらけだった。


「そろそろ…バイト探さないとな〜」
今まで14件のバイトをやって来たが、いつも途中で飽きてしまい辞めてばかりだ。


「なんか…刺激的で時給が良い所ってねぇかな〜ぁ」
諦め半分で、ネット検索してみる。

「…ん?」

フッと、あるバイト募集の掲示板に興味を持った。


『刺激満載!! 高時給!! 体力に自信のある者のみ募集!!』




< 2 / 38 >

この作品をシェア

pagetop