Shadow Soul Hunt



部屋に入りシャワーで嫌な汗を洗い流した

そしてソファーで横になると
一気に、深い眠りへと誘(いざな)われた


何刻ほど眠っていのであろう
気が付くと
もう太陽も頭上に昇っていた
「……だりぃ」
半日前の事が夢のようだ

妖艶な男
黒い蜘蛛の化け物
腐りかけの死体
湧き出る黒い霧
何より
俺、死にかけたし…

全て確かに現実なんだよな
『俺はお人好しじゃないよな…?』
なんだか自分が軽く嫌になる

「ハ、クショッン!!」
そういえば服を着ないままパンツ一丁で寝てた
風邪ひきたかねぇしな…
近くにあった
白いTシャツを着る

グギュルルルルル……
腹……減った…
そう言えば昨日の面接から何も食ってねぇし…

『〜♪〜〜〜♪』
携帯の着メロがなる



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