Shadow Soul Hunt
「そのグラサンは?」
「この琥珀色の眼のせいで、5回も警察に職務質問されたことがあってさぁ〜よく言う職質ってヤツさ。 アハハハ♪」
笑い事じゃないから!!
陰魂狩りが、警察に職質って!!
色々と疑問と文句が、俺の頭の中で暴れまわる
そんな俺を気にも止めず
白狼は話を進める
「さて、話があって呼んだんだが、その話って言うのはだな……」
ニヤニヤ笑いながら勿体振る白狼
……なんだろ?…
「拓浪、お前…陰魂狩りになれ!!」
…………ハァア?
…ハア──────────────────────────ァ!!!?
「お、俺が陰魂狩りに!?」
しかも、またまたまた命令口調だし!!
「前に言ったろ? 力のある奴はそうそう居ないってな。 それに闇に喰われながらも、拳銃で反撃できる程の奴なら充分入る資格があるぜ♪ アイツ等も喜ぶしな♪」
…あの時は命懸けだったからであって
マグレなんすけど…
…ん?アイツ等?
「あの…白狼さん…ちなみに白狼さん以外にも陰魂狩りって居るんですか?」
「いるに決まってるだろ? 俺以外に5人居るぜ♪ その内の3人は今は国外だけどな〜ぁ」
…5人も居たのか…
白狼さん入れて6人か
充分、人数足りていると思うが…