アラサーダサコに恋して

夢にまで見た時間

「お待たせしました。こちらへどうぞ」


遂にトシ子さんと会話ができる!


俺にとっては夢にまで見た時間が展開されようとしていた。


「あっ、宮本さんでしたよね。今日は来てくれてありがとう」


「あっ、いえ!岩崎さん・・いや、岩崎様が整体師やられてるって聞いてびっくりしました」


「様なんて使わなくていいよー。そうだな、エミリちゃんと同じ呼び方で呼んで」


「ああ、はい!じゃあせっかくなんで俺も正輝って名前なんで、それでお願いします!」


「ウフフ。わかった。じゃあ正輝君、上着脱いでここのベッドにうつぶせになって」


「はい!」
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