アラサーダサコに恋して

帰り道。

帰り道。


「宮本さん、憧れのトシ子さんと話せてどうでした?嬉しかったですか」


「・・・映画行く約束した」


「はぁ!?あんたバカじゃないの!あれだけ忠告したのに」


「許せ、佐々木。プレイボーイすぎる俺を許してくれ」


「てゆーかトシ子さんもオッケーしたんですか?うわぁ~、信じらんない!あの人悪女だよ悪女」


「俺の彼女を悪く言うことは許さない」


「アンタの彼女は悠希ちゃんでしょうが!うわ~、信じられない。不潔だー不潔だー。クサッ!うんこクサッ!!」


「乙女がうんこなんて言っちゃいけないよ」


「それ普通に説教じゃないですか!!うぅ・・。昼ドラの世界がリアルに存在するなんて。しかもこんな身近に」


「佐々木、帰りにステーキでも食べていくか?」


「食べないですよ!誰がうんこに奢ってもらうもんですか」


「誰がうんこやねん」


こうして激動の一日は幕を閉じた。
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