ホタル

そんなにいわなくてもよくないか?と思うくらい反論してきた事にビックリしながらも負けずに言ってやろうと思ったけど、探し物に夢中になっていただけで、無視してた訳じゃないらしいから許してやるか…

俺って優しい♪


『ごめん;今のはちょっと言いすぎた 悪かった~ 水くみたいからどいてくれませんか?お願いします。』


そういったら

「わかればいいんだよ~」

と、どいてくれた

結構単純な奴なんだと思った

いままでの女は俺の顔みて、赤くなって媚びうってくるような事してくる奴らばっかりだけど、こいつは媚びうる所か毒はいてくるような女で、なんか面白い女だと思えた


ちょっと興味がわいたから、名前をきいてみる事にした


『おまえ、名前なんていうの?』

そういうと女は
「亜紀」

そう言って、森の奥に走っていってしまった


亜紀か~

なんか心臓の音がいつもより速い気がした
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