「好き」が言えなくて

「…沙也?」

「……え?しし称くん!?何で!?」

「そんなに驚くことかよ?」

そう言いながら電話の向こうにいる称くんは笑っていた。


顔!!笑ってる顔見たいよ~(→o←)


「ど、どうして私に電話?何かあったの!?」

そう聞くと、称くんは

「んー…別に用はないんだけど、ちょっと…」

「ちょっと?」

「………いや、なんもない!何となくかけたかったんだよ」
「え!?気になるよ~!!ちょっと何?」

私は気になり過ぎて問い詰めた…

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