〜絆〜涙のインターハイへの道
クラスのみんなはアイツを褒め称えていた。 


俺がこけたことなんか忘れているようだ。 


俺はアイツへの思いでいっぱいだった。そして、素直な気持ちを伝えた。





「西村、迷惑かけてごめん。抜いてくれてありがと。」


俺はてっきりバカにされると思っていた。だが、アイツの返事は違った。


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