ティッシュに涙と少しの残骸
「星流…星流…」
誰かが呼んでる…
「星流ってば!なんでメールくれないの!?」
ん…?痛い?
叩かれた右手を左手でさすって目を開けたら片眉毛をつり上げて怒っている由紀が居た。
【あれ?なんで…?】
「なんでじゃないよ!家行くってメールしたじゃん」
【ごめん。友達と一緒に居たから見てなかった】
すると由紀は怪訝そうな顔で私の胸元を見て「どんな友達なんだか」とため息を吐いた。視線につられて私も胸元を見るとボタンが3つ外れてた。
【これは自分で外したの!あぁ、もうごめんってば!!】
「別にいいよ。進路の話どうするの?」
あっ!すっかり忘れてた…。そういえば由紀に午後から相談にのってもらうんだった。
「みんな結構決めてるみたい。星流は大学行くんでしょ?」
【とりあえずは…。由紀は?】
「地方の大学受けるつもり。親が離婚するからお母さんについてく」
誰かが呼んでる…
「星流ってば!なんでメールくれないの!?」
ん…?痛い?
叩かれた右手を左手でさすって目を開けたら片眉毛をつり上げて怒っている由紀が居た。
【あれ?なんで…?】
「なんでじゃないよ!家行くってメールしたじゃん」
【ごめん。友達と一緒に居たから見てなかった】
すると由紀は怪訝そうな顔で私の胸元を見て「どんな友達なんだか」とため息を吐いた。視線につられて私も胸元を見るとボタンが3つ外れてた。
【これは自分で外したの!あぁ、もうごめんってば!!】
「別にいいよ。進路の話どうするの?」
あっ!すっかり忘れてた…。そういえば由紀に午後から相談にのってもらうんだった。
「みんな結構決めてるみたい。星流は大学行くんでしょ?」
【とりあえずは…。由紀は?】
「地方の大学受けるつもり。親が離婚するからお母さんについてく」