ティッシュに涙と少しの残骸
真雪はこんな事冗談でゆう子じゃないのは知ってる。だから余計に怖かった。

【な……なに…】

全身の血が凍るような眼差しが私を取り囲む。悪寒が止まらない。

「誕生日プレゼント、竜弥くん貰ったから」

どうゆう…こと…?

「おい、いつまで待たせるんだよ!」

車で待ってた竜弥くんが痺れを切らし私たちの元へ駆けてきた。

「竜弥くん♪今行くとこ」

真雪が竜弥くんの腕を掴んだ。

「やめろよ。星流、おいで」
【…いつから?】

踏ん張ってないと地球の重力に押し潰されそうだ。真雪が腕を組んだまま振り返り

「二人が付き合って1ヶ月目くらいから」
「真雪!?お前っ!」

慌てる竜弥くん。
お願い
嘘だって言って
真雪の勘違いだって言ってよ
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