ティッシュに涙と少しの残骸
今日も私は河原に行く。
真雪が待っている気がして。でも行っても真雪は居ない。
此処で泣いてれば真雪に届くような気がして思い出の河原に毎日行くの。泣けば涙やら鼻水やら出てくるからティッシュは欠かせないから必然的に必要になる。
ワンッ!
ああ、また来てる。あの人の声が飼い犬を呼ぶ声が河原に響く。きちんと躾てあるらしく私の方には来ない。
あの人も毎日此処に来てるのかな?どんな人なんだろう…
【うっ…うぅ…、まゆきぃ…】
『そんなに泣いて疲れない?これでも飲んで落ち着いたら?』
不意に話しかけられたから心臓を背後から襲われたみたいに驚いた。
どうしよう…
無視する訳にもいかないよね。でもみんな私を見れば逃げてゆくもの…
ゆっくり…ゆっくり頭を動かし彼の手を見る。カフェオレの缶が目に入った。
そして
躊躇いがちに彼の顔と私の顔を合わせる…
真雪が待っている気がして。でも行っても真雪は居ない。
此処で泣いてれば真雪に届くような気がして思い出の河原に毎日行くの。泣けば涙やら鼻水やら出てくるからティッシュは欠かせないから必然的に必要になる。
ワンッ!
ああ、また来てる。あの人の声が飼い犬を呼ぶ声が河原に響く。きちんと躾てあるらしく私の方には来ない。
あの人も毎日此処に来てるのかな?どんな人なんだろう…
【うっ…うぅ…、まゆきぃ…】
『そんなに泣いて疲れない?これでも飲んで落ち着いたら?』
不意に話しかけられたから心臓を背後から襲われたみたいに驚いた。
どうしよう…
無視する訳にもいかないよね。でもみんな私を見れば逃げてゆくもの…
ゆっくり…ゆっくり頭を動かし彼の手を見る。カフェオレの缶が目に入った。
そして
躊躇いがちに彼の顔と私の顔を合わせる…