ティッシュに涙と少しの残骸
「付き合うなら年上がいいな。経験豊富そうじゃん」
彼の言葉に耳を疑った。
え…
あたし彼女じゃないの?
バイト仲間が笑いながら彼の肩を叩く。
「彼女居るじゃん」
「あ~あれか。彼女らしき存在だな。俺の事好きだからすぐヤらせてくれるぜ」
「お前鬼畜っ!ひでぇ奴」
「年上のお姉様に色々教えてもらいてぇ~」
8メートル頭上から鉄筋コンクリートが直撃したら死んじゃうよね?うん、多分死んじゃうね。それくらいの衝撃を受けた。
今までの事を後悔しても、もう遅い…ね。
重い足取りで暑さにうちひしがれながら家路をノロノロと歩く。
あたし何やってんだろ
騙されて裏切られて彼女としての価値もないバカな女ってこと?
冷凍室のアイスを片っ端から開けて胃に詰め込む。吐き気を抑えて詰め込む。涙を零しながら詰め込む…
「うう~!うぇっ…、ゲホッ!ゲホッ!」
しゃっくりをあげ、ソーダバーを飲み込んだ。アイスの空箱にゴミを突っ込み扇風機の前へ座りティッシュ箱を側に持ってきて泣いた。何時間泣いてたか判らないけどお母さんが帰ってきた頃は泣き疲れて眠っていた。
彼の言葉に耳を疑った。
え…
あたし彼女じゃないの?
バイト仲間が笑いながら彼の肩を叩く。
「彼女居るじゃん」
「あ~あれか。彼女らしき存在だな。俺の事好きだからすぐヤらせてくれるぜ」
「お前鬼畜っ!ひでぇ奴」
「年上のお姉様に色々教えてもらいてぇ~」
8メートル頭上から鉄筋コンクリートが直撃したら死んじゃうよね?うん、多分死んじゃうね。それくらいの衝撃を受けた。
今までの事を後悔しても、もう遅い…ね。
重い足取りで暑さにうちひしがれながら家路をノロノロと歩く。
あたし何やってんだろ
騙されて裏切られて彼女としての価値もないバカな女ってこと?
冷凍室のアイスを片っ端から開けて胃に詰め込む。吐き気を抑えて詰め込む。涙を零しながら詰め込む…
「うう~!うぇっ…、ゲホッ!ゲホッ!」
しゃっくりをあげ、ソーダバーを飲み込んだ。アイスの空箱にゴミを突っ込み扇風機の前へ座りティッシュ箱を側に持ってきて泣いた。何時間泣いてたか判らないけどお母さんが帰ってきた頃は泣き疲れて眠っていた。