ティッシュに涙と少しの残骸
夕飯の素麺と麻婆茄子をお腹がはち切れるくらい平らげて入浴を済まし部屋にこもる。
携帯のアドレス帳を開き彼のメルアドと着信を拒否設定してから消去した。
もう男なんて信じられない
恋愛なんてしない
彼と撮った、たった一枚のプリクラを手帳から剥がし丸めて捨てた。
夏休みが終わりクラスメイトと久しぶりに会う始業式。
「焼けてるね」
「彼と海行ったんだ」
「真雪は彼と何処行ったの?」
ぼんやりと窓の外を眺めるあたしに未空が
「真雪ってば!」
「ん?ああ…ごめん。何?」
「話し聞いてた?彼と何処行ったのって聞いたんだけど」
「別れた」
簡単に短く告げトイレに行く為教室を出た。
始業式が終わり通常の授業が始まった。元々成績が悪かったあたしは高校受験に向けて猛勉強を開始。
いつもつるんでた仲間には見放されたけど動じなかった。
彼と同じ高校になんか行きたくなかったから少しでもレベルの高い高校に受かりたかったの。
そして努力の末、念願の高校に合格。
過去の出来事は忘れて新しい環境にワクワクしながら入学式を迎えた。
携帯のアドレス帳を開き彼のメルアドと着信を拒否設定してから消去した。
もう男なんて信じられない
恋愛なんてしない
彼と撮った、たった一枚のプリクラを手帳から剥がし丸めて捨てた。
夏休みが終わりクラスメイトと久しぶりに会う始業式。
「焼けてるね」
「彼と海行ったんだ」
「真雪は彼と何処行ったの?」
ぼんやりと窓の外を眺めるあたしに未空が
「真雪ってば!」
「ん?ああ…ごめん。何?」
「話し聞いてた?彼と何処行ったのって聞いたんだけど」
「別れた」
簡単に短く告げトイレに行く為教室を出た。
始業式が終わり通常の授業が始まった。元々成績が悪かったあたしは高校受験に向けて猛勉強を開始。
いつもつるんでた仲間には見放されたけど動じなかった。
彼と同じ高校になんか行きたくなかったから少しでもレベルの高い高校に受かりたかったの。
そして努力の末、念願の高校に合格。
過去の出来事は忘れて新しい環境にワクワクしながら入学式を迎えた。