好きスkiss



――そして
昼休み―――



お昼は1年生の時から
屋上で4人で食べていた


「そいえばさぁ、〜」


「ん〜?なした?桜壺」

卵焼きを口に入れて
桜壺の続きを待った

「地理の時に来た先生すごくかっこよかったね!!!」


「青山先生の事?確かに整ってるよね」


「なに、桜壺はあんなのがタイプな訳?」

紙パックの
イチゴミルクを
チューチュー
飲みながら桜壺の隣に座るトラが言った


「あんなのって、虎ちゃんひどぉい。青山先生はかっこいいよぉ」


「それだったら俺の方がいいだろ〜?」


「「なぁい」」


私と桜壺。


「んだよそれぇ〜
なぁ、世埜も思うだろ?」


「………」


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