恋なんていらない


私も先生の横でねっころがった。

「神崎?」

なんか私泣いてる。

「なにないてんだよ」

だってやばいんだもん。

好きっていいそうだもん。

恋なんてしたくないのに。

「先生・・・・。」

「ん?どうした」

「私、先生がす・・・好き」

「え?」

「ごめん。びっくりだよね。」

先生の顔がひゅっとなった。

「じつは俺もお前が好きだった」

「え?」

「お前のムスッとした顔をみて」

「そんだけ?」

「お前かわいいもん。おもしろいし」

「私は先生のかっこよさにほれた。」

「神崎は恋をしないんだろ?していいの?」

「だって好きになっちゃったんだから・・・。」

「あははは!」

ちゅッ。

先生が私の唇に先生の唇を重ねてきた。

そしてそっと舌を私の口の中にいれてきた。

先生の唇は優しくて温かかった。

私も反撃しようともって舌を先生のくちのなかに

無理にいれた。そしたら先生はにやけた。

先生かわいい。



< 12 / 15 >

この作品をシェア

pagetop