月だけが知ってた


公園脇のいつもの場所に

キミの古いちいさな車をみつけると、
いつだって
ワタシは嬉しくなって、
走り出してしまうんだ。


運転席には

うとうとしている、キミの横顔。


コンコン。


窓をノックすると
たかおー紅(こう)が笑ってウィンドウを下げる。


「おはよ。咲。」




< 30 / 30 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop